巨人・松原がメジャー相手にランニングホームラン!育成の星23歳
「日米野球エキシビション、巨人-MLBオールスター」(8日、東京ドーム)
巨人・松原聖弥外野手がランニングホームランを放った。
6点を追う四回、1死二、三塁の好機に代打で登場。初球を積極的にスイングし、左中間へ運んだ。左翼手と中堅手が交錯しそうになり、打球は左中間を転々。その間に、松原は俊足を生かして一気にダイヤモンドを一周。本塁へ滑り込み、両手をたたき、喜びを爆発させた。原監督も満面の笑みを浮かべ、23歳を迎え入れた。
六回には2死から俊足を生かして一塁への内野安打で出塁。さらに次打者・重信の打席で2球目に二盗を成功させ、悪送球で三塁へ。足で存在感を強烈にアピールした。
松原は「監督が攻撃的なプレーをしなさいとお話してくれ、その言葉を肝に銘じてプレーした。今日は個人的にいい結果になった」と笑顔。原監督は「戦う以前に負けている選手であってはいけない。いいものは出つつある」と、松原を評価した。
育成出身の松原は入団2年目の今季、7月31日に支配下選手登録。1軍出場はなかったが、秋季キャンプの実戦でもアピールし、原監督も評価。この試合のベンチ入りを勝ち取っていた。