ソフトバンク、広島に4勝1敗1分けでシリーズ制覇 セ全球団撃破
「日本シリーズ・第6戦、広島0-2ソフトバンク」(3日、マツダスタジアム)
ソフトバンクが広島との日本シリーズを4勝1敗1分けで制して、2年連続9回目の日本一を決めた。
ホームでの3連勝でVに王手をかけて乗り込んだ敵地で先発のバンデンハークが好投。6回4安打無失点、10奪三振の快投を披露した。
打線は四回無死一、二塁から内川が送りバントを決めると、続く西田のスクイズで1点を先制。五回にはグラシアルが左越えに1号ソロを放ち、貴重な追加点を奪った。
七回からは武田、嘉弥真とつなぎ、九回は守護神・森がマウンドへ。広島の反撃を許さず、ソフトバンクが1敗1分けからの4連勝で日本シリーズを制した。
前身の南海・ダイエー時代を含め18度目の日本シリーズ出場で、出場6度連続での日本一にもなったソフトバンクは、これで日本シリーズではセ全球団を撃破した。
過去8度の相手は阪神3、中日2、巨人・ヤクルト・DeNA各1。広島相手は初めてで、セ・リーグ全球団を破っての日本一となった。