日本ハム・清宮、ドラ1輝星と共闘!全面支援約束「見られることに慣れること」

 「日本ハム秋季キャンプ」(2日、国頭)

 日本ハム・清宮幸太郎内野手(19)が2日、ドラフト1位指名された吉田輝星投手(17)=金足農=のバックアップを約束した。一挙手一投足に注目が集まるであろう甲子園の星へ、1年目の心得も伝授する考え。新時代のファイターズを担う主人公2人は、共闘して超一流の道を歩む。

 1月の新人合同自主トレを思い出し、後輩の未来を想像した。「こんなに見られるんだなと。プロは違うなと思った」。試合中にファンの視線を感じても、練習中は未体験。「ファンのみなさんが見る中で練習をするのは最初、僕は戸惑ったというか…」と当時の心境を明かした。

 そんな中、1年間を通して導き出した答えは「見られることに慣れること」。重圧とも戦いながら、今季は出場53試合で7本塁打を放った。同じ境遇だからこそ、伝えられる思いがある。主将を務めた高校3年時、後輩に対して「言葉で諭すタイプだった」という清宮が、吉田を支える。

 前日は特打を回避したが、秋季キャンプ3日目のこの日は全メニューを消化。フリー打撃では柵越えも放ち「特に問題ない」と不安を一蹴した。最速152キロ右腕との初対面を心待ちにし、今は沖縄・山原(やんばる)で鍛錬の日々を過ごす。

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