巨人・菅野が2年連続沢村賞 選考基準7項目クリア「来年は20勝を目標に」

2年連続で沢村賞を受賞し、笑顔を見せる菅野(撮影・三好信也)
2枚

 シーズンで最も活躍した先発投手を表彰する沢村賞の選考会が29日、都内で行われ、巨人の菅野智之投手(29)が昨年に続き2度目の受賞となった。都内で会見した菅野は「2年連続で沢村賞をとれて大変うれしく思っております」と笑顔で話した。

 菅野は今季28試合に登板し8完封を含む10完投をマークして15勝8敗、防御率2・14。勝利数は昨年の17を下回ったが、自己最多となる200投球回(202回)、200奪三振も達成して最多勝、最優秀防御率、最多奪三振のタイトルに輝いた。

 巨人の先輩である斎藤雅樹氏以来、史上5人目の2年連続受賞となったエースは「歴代の投手は僕よりもっと成績を残している、正直肩を並べたとは思っていない。もっともっと上を目指さなければいけない」と高みを見据え「来年は20勝、全項目クリアという高い目標を掲げて、シーズンにのぞみたい」と力を込めた。

 沢村賞はプロ野球草創期の名投手、故沢村栄治氏を記念して創設された。選考基準は15勝、150奪三振、10完投、防御率2・50、200投球回、25試合登板、勝率6割の7項目で、菅野はすべてをクリアした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス