楽天“星野2世”をドラ3指名 倉敷商・引地「縁を感じます。近づけるように」

 「プロ野球ドラフト会議」(25日、グランドプリンスホテル新高輪)

 倉敷商の151キロ右腕・引地秀一郎投手(18)が、楽天から3位指名を受けた。同校は、今年1月に他界した元楽天監督・星野仙一氏の母校でもある。“星野2世”が、偉大な先輩の魂を継承してプロの道を歩む。

 「指名されてホッとしている。楽天のキャンプを見に行ったこともあるので、チームは東北が本拠地だけど、僕にとっては地元のように感じられる。何か縁を感じます」

 角度のある直球が最大の武器。今夏の岡山大会では、甲子園で脚光を浴びた創志学園西純矢投手(2年)との投手戦を演じた。その将来性は誰もが高く評価している。

 “星野2世”と呼ばれることについては「まだまだ力は届いていません」とキッパリ。その上で「プロに入って近づいて、抜けるような投手になりたい」と大きな目標を立てた。

 倉敷商から直接、プロに入るのは創部86年目で引地が初めて。

 引地 秀一郎(ひきじ・しゅういちろう)2000年6月3日生まれ、岡山市出身。投手。右投げ右打ち。小学1年から野球を始め、倉敷商では1年からベンチ入り。甲子園出場はないものの、恵まれた大会から投げ下ろす最速151キロの直球が武器の本格派右腕。身長188センチ、84キロ。

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