巨人高橋前監督「私の力不足。申し訳ない」オーナーは再登板期待 原新監督と会見

巨人・高橋由伸前監督と握手を交わす巨人・原辰徳新監督=よみうり大手町小ホール(撮影・棚橋慶太)
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 巨人・高橋由伸前監督が23日、都内で行われた原辰徳新監督の就任会見に同席。“新旧監督”のバトンタッチが行われた格好となった。

 カメラのフラッシュを浴びながら原新監督とともにスーツ姿で壇上へ。引き締まった表情で着席した。冒頭、山口オーナーからは特別顧問の就任と、「監督としてもう一度ユニホームを着てほしいのが私の願い」と、再登板を期待された。由伸前監督は「私の力不足。申し訳ない。ただ、誰にも経験できないもの。やった人にしか分からない。貴重な時間を過ごさせてもらった」と感謝した。

 ブレークした岡本については「形になったかな」と笑みをみせたが、「たくさんの声援をいただき、必死にやったが、期待に応えられず申し訳ない。常に勝ちを求められる。新しく出てきた選手、全て強いジャイアンツを復活してほしい」と選手にメッセージ。

 ファンに向けては「計21年、温かい声援をいただきありがとうございました。ただ、勝てなかったことで申し訳ない、というのが最後に来てしまいます」と、謝罪の言葉を繰り返した。

 高橋監督は15年オフ、原監督から引き継ぐ形で巨人軍の第18代監督に就任。岡本を主軸に育てるなど若手育成に力を注いだが、2位、4位、3位と優勝できず、引責辞任した。

 オーナーから再登板を期待されたが「今年で辞める。次の話は自分自身、何も考えてない。力のなさを振り返らなくてはいけない。何をしたいのか、もう少ししっかり考えたい」と語った。

 原新監督にとっては01年、05年に続いて3度目の就任会見。自身が退任した15年から4年連続でV逸しており、チーム再建を託されての“再々登板”となった。

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