ヤクルト・小川監督、対話の秋 選手は秋季キャンプインまでに目標をレポート提出
ヤクルトは22日、神宮球場で秋季練習を開始した。小川淳司監督(61)は今季2位からのレベルアップのため、選手に思考改革を要求。松山での秋季キャンプ参加選手には11月1日のキャンプインまでに今季の反省や来季の目標をリポートで提出させ、首脳陣からも個々に指導プランを伝える考えを明かした。
リポート提出は昨年にもあったが、首脳陣が事前にフィードバックするのは異例。指揮官は「一方通行ではいけない。選手も我々がどう考えているかを知った方がいい。努力の方向性が変わるかもしれない」と説明した。秋季キャンプには、ドラフト1位の村上ら26~28人が参加予定。「考え方の部分で変わっていかないと」と指揮官。“対話の秋”で相互理解を深め、底上げにつなげる。