明大・渡辺、打率・420暫定首位打者 2位と1厘差でフィニッシュ

 「東京六大学野球、明大4-3立大」(21日、神宮球場)

 2回戦2試合が行われ、法大は連勝で勝ち点4とし単独首位に浮上した。明大は途中出場した森下智之内野手(4年・米子東)のサヨナラ犠飛で2日連続の延長戦を制し、勝ち点2。最終週の早慶戦を残し、優勝の行方は法大、慶大、早大の3校に絞られた。

 今秋ドラフト候補の渡辺佳明内野手(4年・横浜)が暫定ながら首位打者で大学ラストシーズンを終えた。この日は2打数1安打1四球1打点。打率・420に上げ、2位と1厘差でリーグトップを守った。

 大学最後の快音も、“らしさ”が光った。0-1の初回無死一、二塁から、「自分らしい逆方向だったのはよかった」と左翼への同点適時打。横浜高時代に当時監督だった祖父・渡辺元智氏(73)から教わった流し打ちは、いまも健在だ。

 善波達也監督(56)からの配慮で、七回に代打を送られた。打率上位で試合を残すのは3位につける慶大・中村(3割6分4厘)のみで大差が開く。大学屈指のヒットマンが、目標のタイトルへぐっと近づいた。

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