日本ハム・ドラ7宮台、フェニックスLに中継ぎ登板 2回1安打無失点
日本ハムのドラフト7位・宮台康平投手(23)=東大=が20日、みやざきフェニックス・リーグの中日戦(SOKKEN)に中継ぎ登板した。八回からマウンドに上がり、2イニングを1安打無失点。来季の先発ローテ入りへ、アピールした。
最速143キロの直球にキレがあり、相手打線を力で押し込んだ。「高めに浮く球があった」と変化球の制球には苦しんだが、許した安打は遊撃内野安打1本。最後は今夏のフレッシュ球宴MVPの石垣を三ゴロに斬り、虎の子の1点を守った。
プロ初登板初先発となった8月23日・ソフトバンク戦は、4回2/3を4安打2失点。その後は右股関節痛で離脱し、この日の登板は復帰3戦目で初の複数イニングだった。「自分の100%を出すことが、今やるべきことかなと思います」。少しずつ前に進んでいる。
荒木2軍監督も「質のいい球が続けて投げられるようになってきた」と成長を評価。東大出身のプロ野球選手で史上3人目の勝利投手へ、宮台が挑む。