ソフトバンク打線が16安打10点 好相性の西武先発菊池から大量点 対戦成績タイに
「パCSファイナルS・第1戦、西武4-10ソフトバンク」(17日、メットライフドーム)
ソフトバンクが16安打で2桁10得点。レギュラーシーズン1位で1勝のアドバンテージを持つ西武を下して、対戦成績を1勝1敗のタイとした。
CSファーストSで日本ハムを2勝1敗で下し、5年連続ファイナルS進出となったソフトバンクは、打線が好調。過去の対戦成績で13勝1敗と好相性の西武先発・菊池を初回から攻略した。
一回に柳田のタイムリーで1点を先制すると先発・バンデンハークが逆転を許した直後の四回に一挙5点を奪って逆に4点をリードした。デスパイネが中前打などで2死満塁とすると川島、上林、グラシアルが3連続適時打を放った。
菊池をこの回限りの5回9安打6失点でマウンドから引きずり下ろすと、六回はグラシアルの2打席連続となるタイムリーで加点。七回は代打・長谷川の2点適時打などで3点を加えた。
投げては大量援護を受けたバンデンハークが6回を7安打4失点と粘投すると、2番手以降の武田、嘉弥真、加治屋、森の中継ぎ陣が無失点リレー。大差にも“勝利の方程式”を使って、西武打線に付け入る余地を与えなかった。
西武は先発・菊池が誤算。打っても8安打で栗山、山川には一発が飛び出したがいずれもソロ本塁打とツキもなかった。