地の利か 好相性の菊池攻略か【パ・CSファイナル】

 クライマックスシリーズ・ファイナルステージが17日に開幕する。パ・リーグは、王者・西武とソフトバンクがメットライフドームで対決。そこで今季の対戦成績を振り返る。

 【西武VSソフトバンク】

 カード別勝敗数は西武=13勝、ソフトバンク=12勝でほぼ互角。ただし、メットライフドームでの対戦成績を見ると西武の9勝3敗と数字に開きが生じる。

 同時に特徴的なのは盗塁に関する数字。西武のチーム盗塁数は132。一方で内訳を見ると、ロッテ戦=29、楽天戦=24、日本ハム戦=23、オリックス戦=21、ソフトバンク戦=13、交流戦=22。今季盗塁阻止率・447をマークした甲斐の存在もあってか、ソフトバンク戦での“足攻め”の数字は低くなる。

 ソフトバンクが最も盗塁を企図されたのはロッテで26。西武は2番目に多い24だった。ソフトバンクバッテリーのカード別盗塁阻止率は

 日本ハム=・471

 西武=・458

 ロッテ=・346

 楽天=・316

 オリックス=・231

 交流戦を含めてのトータル阻止率も・400で、かなり高い。9月17日の西武戦では甲斐が金子侑を2度、秋山と源田を1度ずつ盗塁を刺すなど、足を封じている。

 一方、西武打線のソフトバンク戦打率は・248。パ球団との対戦成績ではワースト。投手陣もソフトバンク戦の防御率が最も悪く4・82だった。

 同時にソフトバンクも西武に対して比較的、苦手としている印象。西武戦打率は、パ5球団との対戦成績の中で4番目となる・265。防御率は西武戦が最も悪く5・38だった。

 第1戦の西武先発は菊池。ソフトバンク戦ではプロ通算19試合で1勝13敗、防御率5・16。優勝マジック「1」とした9月28日の対戦で白星を挙げるまで18戦13敗と相性の悪さに苦しんでいた。

 ソフトバンク先発・バンデンハークは今季西武戦3試合で2敗、防御率8・82。特に森に対して被打率・750で2本塁打5打点を許している。

(デイリースポーツ)

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