亜大・正随 昨秋以来の一発 大阪桐蔭出身のドラフト候補
「東都大学野球、亜大2-5駒大」(16日、神宮球場)
今秋ドラフト候補の亜大・正随優弥外野手(4年・大阪桐蔭)が昨秋以来となる一発を放った。
二回2死走者なしからの第1打席で、カーブを捉えた。「泳がされたんで外野フライかな」と手応えは決してよくなかったが、左翼スタンド前列へと運ぶ先制ソロ。約1年ぶりとなるアーチに、ベンチも沸いた。
試合は逆転を許し、先勝を逃した。正随自身も第2打席以降は快音が響かず。「明日からしっかり取り戻せるように」と17日の次戦に目を向けた。
今春は不振から出場機会が減ったが、ラストシーズンで復活の兆しを見せている。大阪桐蔭時代は3年夏に、4番打者として全国制覇。経験豊富な右の強打者が、プロ入りへアピールを続けていく。