ソフトバンク・加治屋が涙のリベンジ投 ファン声援に「涙が出そうなのを我慢した」
「パCSファーストS・第3戦、ソフトバンク5-2日本ハム」(15日、ヤフオクドーム)
ソフトバンク・加治屋蓮投手が涙のリベンジ投を果たした。
3点リードの八回から登板。いきなり前日14日の黒星のきっかけとなる決勝二塁打を許した大田と再戦だったが、ボテボテの三ゴロに打ち取った。さらに近藤を三振、中田を遊ゴロに仕留めて三者凡退できっちり仕事を果たした。
「同じ八回に起用してくれたことに感謝したい。最初の打者が大田というのは運命というか、野球の神様がいるのかなと感じた」。スタンドからの大歓声を全身に浴びて「涙が出そうなのを我慢した」が、ベンチに戻ると熱い感情がさらに込み上げてきた。
労いの言葉をかけに近づいた工藤監督も「もらい泣きしそうになった」と加治屋の好投を一緒になって喜んでいた。