大阪桐蔭、公式戦無敗の36連勝ストップ 今年公式戦初黒星
「秋季高校野球大阪大会・決勝、履正社5-2大阪桐蔭」(14日、大阪シティ信用金庫スタジアム)
ついに敗れた。大阪桐蔭は公式戦無敗の36連勝がストップ。公式戦は昨秋の明治神宮大会準決勝・創成館以来の敗戦で、今年の公式戦初黒星となった。大阪大会は44連勝で止まり、大阪大会連覇も5で途切れた。
それでも西谷浩一監督(49)は意に介する様子はなかった。「チームは変わっているし、このチームはこのチームなので」。試合後には円陣を組み、「まだ大会は(近畿大会へ)つながるので、これを受け止めてやろう」と奮起を促した。
史上初2度目の甲子園春夏連覇を達成した旧チームはレギュラー全員が3年生。そのため新チームの選手は経験が浅く、夏の甲子園優勝で始動も遅れている。まだまだ成長途上。史上初センバツ3連覇&3季連続の甲子園優勝がかかる来春センバツ出場を目指し、秋季近畿大会で巻き返す。