プロ野球阪神が次期監督就任を矢野燿大2軍監督(49)に要請したことが13日、分かった。揚塩健治球団社長が秋季教育リーグに臨んでいるファームが宿泊する宮崎市内のホテルを訪れ、約1時間半会談した。
球団は今季ファームを日本一に導いた手腕を評価。17年ぶりの最下位の責任を取り、11日に辞任を表明した金本知憲監督(50)を昨季まで作戦兼バッテリーコーチとして支え、チーム戦力を熟知していることでも再建役として適任と判断した。
矢野2軍監督は大阪・桜宮高から東北福祉大を経て1991年にドラフト2位で中日に入団。トレードで98年からプレーする阪神で正捕手となった。