ソフトバンクがCS先勝 デスパイネ満塁弾&甲斐2ラン 清宮代打出場も凡退

 3回、2ランを放った甲斐を笑顔で迎える工藤監督(撮影・金田祐二)
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 「パCSファーストS・第1戦、ソフトバンク8-3日本ハム」(13日、ヤフオクドーム)

 レギュラーシーズン2位のソフトバンクが12安打で8点を奪い、3位・日本ハムに快勝。打線が初回から日本ハム先発の上沢を攻略し、序盤で大量リードを奪った。投げては先発ミランダを四回途中で諦めて継投に入ったが、中継ぎ陣が日本ハム打線の反撃の芽を摘んだ。ソフトバンクは14日の第2戦で勝つか引き分けで、西武と対戦するCSファイナルS進出が決まる。

 1点を先制された直後の一回裏、打線がいきなり、今季対戦打率1割7分5厘と苦手にした上沢から打者10人で5得点のビッグイニングを作った。

 先頭の上林が左前にポトリと落ちる当たりを二塁打にして、上沢を揺さぶった。続く明石がストレートの四球を選ぶと、3番・中村晃は一塁線へボテボテの当たり。上沢はファウルになると見送ったが、ボールはわずか内側にピタリと止まって無死満塁とした。

 4番・柳田の右前適時打であっさり同点にすると、なおも無死満塁でデスパイネが147キロの外角高め直球を強振し、右翼席へ満塁本塁打を放った。三回には甲斐が右越えに2点本塁打を放ち、リードを6点に広げた。

 一方、日本ハム打線は初回に近藤が2死走者なしから先制の左越え本塁打。四回には、押し出し四球で2点を返したが、さらに1死満塁の好機では先発・ミランダから交代した武田に抑えられ、さらなる追加点は奪えなかった。ベンチスタートとなった清宮は、5点を追う八回1死走者なしから代打で登場したが、二ゴロに倒れた。

 投げても先発の上沢は3回9安打7失点で降板。2本塁打を浴びるなど、ソフトバンク打線に粉砕された。中継ぎ陣は中盤以降、1点に抑えただけに上沢の不調が痛かった。

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