ヤクルト・山田哲人内野手（２６）が１２日、左太もも裏を２日に痛めた青木宣親外野手（３６）の穴を埋める活躍を誓った。ＣＳでは青木が今季務めた２番でスタメン予定。「チームにとっては痛いけど、それをカバーできる力はあると思う」と自信を見せた。

　青木不在のラスト５試合は４勝１敗。自身も２番で４試合１０打数４安打１本塁打と結果を残した。「違和感なくいけている。状況によっては進塁打も打って、足も絡めて、２番打者の仕事をしたい」と不安はない。

　この日の神宮外苑での練習で、青木は連日のマシン打撃を敢行。「今のところ順調。もちろん出たいけど、慎重に考えたい」と話し、小川監督も「今後も含めて考えないと」とベンチ入りの判断は当日の状態次第で、無理はさせない方針だ。

　チームリーダーの離脱危機にも、ミーティングでは「一丸となって頑張ろう！」と結束を確認。鍵を握る２番・山田哲は「球種を絞って迷わず打ちたい」と巨人の初戦先発・今村撃ちに腕をぶした。