オリックス・アルバース“金髪先生”卒業 福良監督に“贈る言葉”「感謝しかない」

 金髪先生が季節外れの卒業を迎えた。オリックスのアンドリュー・アルバース投手(33)が9日、大阪国際空港から母国のカナダへ帰国。毎年、オフには地元でフランス語と数学の臨時教師をしてきたが、今年は教壇に立たないことを明らかにした。

 アルバース“先生”は寂しそうに話した。「諸事情でできないんだ。寂しいね。過去7年、毎年、学校でトレーニングもしてきたからね」

 マイナー時代、オフの生活費を稼ぐために始めた仕事。オリックス入りして一変した。来日1年目から先発ローテ入りし、球宴に出場するほどの活躍を見せた。8月に腰痛のため登録抹消。シーズン終了まで復帰はできなかったが、19試合で9勝2敗、防御率3・08。来季から年俸は2億円に倍増し2年契約を結んだ。まさにジャパニーズドリームだ。

 残念なのは福良監督の退任だ。「一緒にやれてよかった。感謝の気持ちしかない」と“贈る言葉”。来季へ向けて「キャンプまでに体を仕上げて臨めるようにしたい」と意気込んでいた。

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