オリックス・田口2軍監督来季へ見定め 宮崎で“地固めの秋”

 オリックスの来季1軍コーチに昇格する見込みの田口壮2軍監督(49)が7日、8日開幕のみやざきフェニックス・リーグを“地固めの秋”と位置づけた。西村徳文新監督(58)の下、23年ぶりVへ1軍戦力を見定めていく。

 2軍監督での経験を生かしていく。「個々の課題は分かっている。あとは1軍で活躍できるか。来年の準備をどこまでできるか。地固めをしないと」。若手の課題は把握済み。だからこそ成長を促すため、これまでと違ったアイデアも浮かぶ。

 まずは今季リリーフで39試合1勝1敗17ホールド、防御率4・50だった黒木を同リーグで先発させる。田口2軍監督は「先発なら色んな球種を使ったり、疲れたらどうやって抑えるかとか(投球の)幅を広げられる」と説明。目的は中継ぎでの可能性を広げることだが、同時に先発適性が確認できれば起用方の選択肢も増える。

 この日宮崎入りした田口2軍監督。「どれだけ底上げできるか」。南国での成果を来年1軍で実証する。

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