巨人・川相2軍監督&田代2軍打撃コーチ 電撃退団

 巨人は7日、川相昌弘2軍監督(54)と田代富雄2軍打撃コーチ(64)が今季限りで退団することを発表した。8日から宮崎で開幕するフェニックス・リーグは高田誠2軍バッテリーコーチ(54)が監督代行として指揮を執る。チームは高橋由伸監督(43)の今季限りでの退任が決定。後任に原辰徳前監督(60)に就任を要請しているが、新体制構築へ向け動き出した。

 高橋監督の今季限りでの退任が決まった巨人が、新体制構築へ向けて動き出した。宮崎で行われた6日のファーム選手権で阪神に4-8で敗れてから一夜。指揮を執った川相2軍監督と田代2軍打撃コーチの退団を発表した。

 川相2軍監督は2016年に新設した3軍監督に就任し、今季から昇格した。イースタン・リーグで優勝し、4連覇を達成。メルセデスやアダメスら育成出身の外国人選手を1軍の戦力として送り込んだ。前日の敗戦後には「フェニックス(リーグ)から来季に向けてスタートする。すべてにおいてレベルアップできるよう頑張ってほしい」とコメントを残していた。

 田代2軍打撃コーチは貧打に苦しんでいた巨人に指導力を買われ、15年からファームの巡回コーチに就任。17年から、2軍打撃コーチに配置転換となった。今季、若返りを図ったチームの底上げに貢献していたが、川相2軍監督とともに電撃的な退団となった。

 球団は3日に高橋監督の今季限りでの退任を発表。後任として原前監督に就任要請をしていることが明らかになっている。シーズンは閉幕していないが、今後、来季の組閣へ向けた動きが活発になっていきそうだ。

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