ヤクルト奥村、プロ1号がV弾 「高卒5年目の意地」でドリス撃ち

 「阪神1-2ヤクルト」(4日、甲子園球場)

 千載一遇のチャンスに一発で応えた。ヤクルト・奥村展征内野手(23)が決勝ソロとなるプロ初アーチ。「うれし~!」と満面の笑みで声を弾ませた。

 同点の九回2死で、ドリスの内角150キロを強振。高々と右翼ポール際に運んだ。2位が決まり、この日は休養の山田哲に代わって4月19日以来のスタメン。「僕にとっては本当に大事な試合だと思っていた」と並々ならぬ決意で臨んでいた。

 主力を休ませた一戦で若手が活躍。小川監督は「ああいう(引っ張る)打撃ができるようになったのは成長」と認めた。日大山形時代、父に続く親子2代アーチを放った甲子園でつかんだ確かな手応え。「同級生や年下も出てきた。高卒5年目の意地を見せられたらと思っていた」と奥村。CSへ向け、また新たな戦力が加わった。

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