オリックス 福良チルドレンが躍動 宗2ラン、大城V打、若月ダメ押し打
「楽天2-5オリックス」(30日、楽天生命パーク宮城)
オリックスは福良チルドレンが躍動した。プロ初先発・西口の前に七回までわずか2安打。完封負けもよぎる中、八回2死三塁から宗佑磨内野手が同点2ランを右翼に運んだ。九回には2死一塁から大城滉二内野手が中越え二塁打で決勝点を挙げ、途中出場の若月健矢捕手がダメ押しの2点適時打を放った。
宗が「なんとか1点でもと思った。サイコーです」と笑顔を見せれば大城も「少ないチャンスで打っていければチームも強くなる」と頼もしいコメント。前日から6打数連続安打の若月は「奇跡です」と振り返った。
福良監督は「若い連中がやってくれたらいい。来年につながるね」と目を細めた。就任以来、我慢強く起用しレギュラーへと成長させた若手だけに思いもひとしおのようだった。