ヤクルト、驚異の粘り 広島3連覇を意地の阻止

 「中日4-7ヤクルト」(25日、ナゴヤドーム)

 鬼のタクトがさえ渡って逆転勝ちだ。2点を追う九回、ヤクルトは代打・大引の適時打で1点差とすると、坂口の同点打で振り出しに。そして延長十回、小川監督が勝負に出た。無死一、二塁から何とこの日3安打の5番・雄平に代えて、代打・上田。上田は犠打を決めると1死二、三塁から、川端の一塁ゴロ野選でしぶとく勝ち越しだ。

 「すごい粘りを見せてくれた。雄平は3本打ってるし、確率的にはもう打たないだろうと。何としても、走者を進めたかったから」と小川監督。もし、ヤクルトが負ければ、広島は勝敗に関わらず自動的に優勝決定するところだったが、驚異の粘りで胴上げを阻止。「胴上げ阻止とかそういう気持ちはない。目の前の試合を勝ちにいくだけ」。26日から敵地で広島3連戦。最後の抵抗が見ものだ。

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