オリックス・福良監督 退任発表 フロント入り要請 後任「まったくの白紙」

 オリックスは25日、福良淳一監督(58)が成績不振の責任を取り今季限りで退任すると発表した。ソフトバンク戦の開始前に会見を開き、長村裕之球団本部長が明らかにした。全日程終了まで指揮を執り、来季のフロント入りを要請している。次期監督については「まったくの白紙。これから」と語った。

 球団の説明によると、8月31日に自力CS進出が消え、9月に入って福良監督が辞任を申し入れた。まだ逆転CSの可能性もあった時点で球団側は保留。14日には22年連続のV逸が決定し、その間何度か意思を確認してきたが先週、決意が固いと最終判断し、辞任を了承した。

 福良監督はこの日球場入りした際に辞任を認めた。2015年のシーズン途中から監督代行を務め、翌16年監督に就任して6位、4位、今季もBクラスが確定。Aクラス入りを一度も果たせなかった。長村本部長は「チームへの愛情が強く、熱意がある。自分が育ったチームに思い入れが強い監督」と称し、来季から「フロントの側で協力、支えていただければ」とフロント入りを要請したと明かした。

 球団は今後、次期監督の人選を急ぐことになる。最有力候補は田口壮2軍監督(49)。長村本部長は「愛情をもってチームを導いてくれる人」を求める考えを示した。

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