プロ野球セ・リーグで優勝へのマジックナンバーを「1」としている広島は25日、広島市のマツダスタジアムで、午後6時からDeNAとの24回戦に臨む。球場では午前中から内野自由席のチケットを持つ400人を超えるファンが長い列をつくって、27年ぶりの地元胴上げを待ち望んだ。
前日も優勝マジック「1」だった広島はDeNAに敗れ、2位ヤクルトも勝ったため、球団初の3連覇は持ち越しとなった。26日が53歳の誕生日だという広島県海田町の築尾大介さんは朝3時ごろから列に並び「やっぱり地元で胴上げをしてもらわないと。子どもにも見せたい」と21世紀初の悲願を待ち焦がれた。