ソフトバンク嘉弥真が球団タイの31試合連続無失点

 「ソフトバンク2-1日本ハム」(24日、ヤフオクドーム)

 ソフトバンクの嘉弥真新也投手が31試合連続無失点とし、11年にファルケンボーグが樹立した球団記録に並んだ。

 左キラーの変則左腕は2点リードの八回から3番手で登板。先頭の代打の杉谷に四球を与えたが、左打者の西川を一ゴロに打ち取った。ここでお役御免。後を託された加治屋が後続を断ち、この日も嘉弥真に失点は記録されなかった。

 しかし、嘉弥真はばつが悪そうに「今日は加治屋のおかげです。ずっとゼロに抑えているけど、ここ最近は調子が良くない。周りのピッチャーのおかげです」と振り返った。

 なお、パ・リーグ記録は03年の豊田(西武)、14年の比嘉(オリックス)が打ち立てた「34」だ。それも「ファルケンボーグと違って僕は打者1人だけを投げる場面も多い。(記録は)気にせずに、残り13試合も最後までゼロで抑えるという気持ちだけです」と無関心。気合を入れ直して、次の遠征地である大阪へと向かって行った。

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