巨人菅野「1点でも取られたら意味ない」斎藤コーチ以来23年ぶり6完封

 「巨人5-0ヤクルト」(22日、東京ドーム)

 巨人・菅野智之投手が、今季6度目の完封で13勝目。東京ドームでは史上初となる、シーズン5完封目を達成した。また、シーズン6完封は球団では斎藤雅樹以来、23年ぶりとなった。

 「最後は勘弁してほしかった。最後にあんな試練が待っていると思わなかった。疲れました。ここまできたら1点でも取られたら意味がない。完封にこだわりました」

 お立ち台で苦笑いを浮かべて振り返ったのは九回、2安打で1死一、二塁のピンチ。120球を超えて苦しい状況となったが、ここで最後の力を振り絞り、村上を空振り三振。西浦は中飛でゲームを締めた。トータル133球の熱投だった。

 レジェンド・斎藤投手コーチの話題には「偉大すぎてあまりピンとこない。尊敬する大先輩。追いつけるように頑張ります」と笑み。今後、Aクラスをかけた戦いが続いていくが「あと何試合投げるか分かりませんが、全部完封するくらい頑張ります」と頼もしかった。

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