引退のDeNA後藤、本拠地最終戦は代打で空振り三振 “ゴメス”コールに涙
「DeNA-中日」(22日、横浜スタジアム)
今季限りでの引退を表明している後藤武敏内野手(38)が、今季本拠地最終戦で代打出場し、空振り三振に倒れた。
今季初めて1軍に昇格した後藤は2点リードの七回、愛称の「ゴメス」コールの中、代打で登場。ベンチを出てネクストでスイングを繰り返したが、その目には涙が浮かんでいた。
中日の先発左腕・笠原と対戦では初球、2球目をフルスイングで空振り。3球目の外角ボール球を見逃して、4球目の変化球にまたも空振り。1度もバットに当てることなく、空振り三振に終わった。
16年間の現役生活の通算成績は打率・255、52本塁打、184打点。横浜高時代は中日・松坂とともに春夏の甲子園を連覇した。