巨人・由伸監督“4番・岡本”を最後まで信頼 無安打続くも…「託したい」
巨人・高橋由伸監督(43)が20日、最後まで“4番・岡本”を貫く考えを示した。予定されていたヤクルト戦が雨天中止に。室内練習場での練習を見届け「最後まで岡本に託したい。チームとしては彼が今は軸。苦しい時が来ているかもしれないが、何とか乗り越えさせたい」と話した。
14日のDeNA戦で右手に死球を受けた岡本。患部にテーピングを巻きグラウンドに立つが、以降15打席無安打と沈黙を続ける。4番の不振とともに打線も湿っているが「1年間ずっと思い通りにできることの方が少ない。悪い時にも悪いなりに何とかしていくというのがレギュラーの(条件の)一つ」と変わらぬ信頼を口にした。
光を見いだすべくバットを振り込んだ岡本は「今日の練習は良かった。(中止を)プラスに考えて、しっかり明日からやっていきたい」と決然とバスに乗り込んだ。21日の相手は7連敗中の苦手・小川。DeNA・東に1安打に封じられた前夜の屈辱を雨で流し、若き4番のバットで今度こそ天敵を撃つ。