侍・吉田輝星 カナノウ魂で中1日登板へ 横浜前監督・渡辺氏の金言に刺激

 雨で試合が中止となった侍ジャパン高校代表は8日、9日の中国との3位決定戦へ向け宮崎市内の室内練習場で約2時間練習を行った。吉田輝星投手(3年)=金足農=はストレッチを中心に軽めの調整。激励に訪れた前横浜監督の渡辺元智氏(73)の言葉に刺激を受け、最終戦へのスタンバイが整った。

 高校日本代表を3度率いた名将のメッセージに、気持ちが引き締まった。野手陣に身ぶり手ぶりの熱血指導をした渡辺氏はここまで2敗の右腕に対し、「金足農は無欲でやってきた。甲子園の熱気を戻して」と助言。熱い言葉を受けた吉田は「カナノウの野球を思い出したい」と呼応した。

 この日はキャッチボールの後、別メニューで疲労回復を優先させた。3位決定戦は来年開催のU-18W杯(韓国)の出場権が懸かる一戦。「次世代につないでいきたい」と意気込み、中1日での登板も辞さない覚悟だ。エースとして今度こそチームを勝利に導く。

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