藤原4番の意地マルチ  六回には足でも存在感!

 「U18アジア選手権、日本1-3韓国」(5日、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎)

 日本の4番が意地を見せた。藤原恭大外野手(3年)=大阪桐蔭=がマルチ安打で気を吐いた。敗戦となったが、決勝で再戦する可能性がある。敗戦後、落ち込む仲間に力強く言った。

 「今日の負けは関係ない。次は勝とう」

 試合でもプレーで鼓舞した。四回1死は、韓国・KIAからドラフト指名を受けている先発左腕、キム・キフンの直球を捉えてチーム初安打となる右越え三塁打を放った。

 六回無死は四球を選び、二盗にも成功。八回1死は韓国・サムスン入りする右腕、ウォン・テインから右前打。日本の今秋ドラフト1位候補が、韓国トップレベルの投手陣に存在感を示した。

 韓国には昨秋のU-18W杯でも敗れた。ただ、今回は手応えが残った。「韓国は去年と似ていて守備もいい。点を取るのは難しいと思う。でも、直球は思ったより速くなかったし、対抗できる。みんな負けて落ち込んでいたけど、残りを勝てば優勝できるんで」。最後まで前を向き続け、リベンジを約束した。

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