楽天・アマダーが異議申し立て ドーピング問題で

 楽天は22日、ドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示したとして6カ月の出場停止処分を受けたジャフェット・アマダー内野手(31)が、日本野球機構(NPB)に対し、異議申し立ての申請をしたことを発表した。

 安部井寛チーム統括本部長(44)が報道陣に対応し、「本人はどうやって摂取したか分からないと話していて、裁定に関する不満というより、何でこうなったのかを調べたいということだった」と説明。摂取の経緯を明らかにしたいという本人の強い要望から、異議申し立てを行う。

 安部井本部長は「きょう異議申し立てをしたので、ここから10日以内に弁明の機会が与えられます。その後、それを受けてNPBアンチ・ドーピング特別委員会が、最初に下りた裁定を変更するか、それとも維持するかということを決めていく。我々はそのプロセスに従ってやっていく」と話した。現在、アマダーは球団から自宅謹慎処分を受けており、当面その処分が続き、契約については未定。

 アマダーは、2種類の利尿作用のある禁止薬物「クロルタリドン」「フロセミド」が検出されたとして、9日に裁定が下された。

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