大阪桐蔭・中川主将「最高のチーム」 昨夏は一塁ベース踏み損ないで3回戦敗退

 「第100回全国高校野球選手権・決勝、大阪桐蔭13-2金足農」(21日、甲子園球場)

 大阪桐蔭(北大阪)が、金足農(秋田)を下し史上初2度目の春夏連覇を達成した。主将の中川卓也内野手(3年)は号泣した。

 優勝候補に挙げられた昨夏、3回戦・仙台育英戦で一塁ベースを踏み損なったことがきっかけで逆転サヨナラを喫した。新チームから主将となりチームを引っ張った。

 センバツで優勝し、史上初2度目の春夏連覇を達成。「当たり前のように感じていたが、親のありがたみを感じて感謝している。一番支えてくれたのは両親。両親の喜ぶ顔が見たくて頑張れた」と苦しかった1年を支えた両親について語った。

 チームメートも支えてくれた。「桐蔭は最高のチーム。日本一のいい景色(マウンドにみんなで集まっている時)を見れたので、キャプテンになってよかった。これまでの人生においてこれ以上ない幸せ。春夏連覇も優勝もどちらもうれしくて今までにない宝物」。1年の歳月を経て手に入れた栄冠に主将は、泣き崩れていた。

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