日大三、鮮やかな逆転劇で7年ぶり4強 主将・日置が決勝打

8回日大三2死三塁、日大三・日置が勝ち越しの一塁強襲内野安打を放つ=甲子園(撮影・山口登)
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 「第100回全国高校野球選手権・準々決勝、日大三3-2下関国際」(18日、甲子園球場)

 日大三(西東京)が鮮やかな逆転勝ち。7年ぶりの4強進出を決めた。

 七回までわずか1安打。反撃を開始したのは八回だった。いずれも初球打ちが奏功し、連打で無死二、三塁。さらに代打・佐藤英雄(2年)も初球を捉え、中前へ同点の2点適時打。3者連続の初球打ちで、試合を振り出しに戻した。さらに、2死三塁から主将の日置航内野手(3年)が一塁強襲の適時打を放ち、逆転に成功した。

 マウンドでは2番手の河村唯人投手(3年)の力投が光った。先発の中村奎太投手(3年)を救援し、三回から登板。7回1失点の好投で、勝利に貢献した。

 下関国際(山口)は大黒柱の鶴田克樹投手(3年)が強力打線を相手に六回まで無安打投球。だが、八回に力尽き、初の4強進出はならなかった。

 日大三・小倉監督「途中はノーヒットノーランかな、と心配していたが、よく選手がつないだ。鶴田君の低めの変化球と、力のあるストレート。的を絞れず、何て指示したらと思っていた。でも最後の最後であきらめずにやってくれた。全部初球、(打撃は)思い切りなんですね。よくやってくれました」

 日大三・日置「どんな形でも、何が何でもという気持ちでした。頼むからグローブを弾いてくれと…。その後はあまり覚えていません」

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