大阪桐蔭、本塁打攻勢で4年ぶり4強 根尾&藤原がアベック弾

5回大阪桐蔭2死、大阪桐蔭・藤原(右)はソロを放ち大阪桐蔭・根尾に迎えられる=甲子園(撮影・山口登)
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 「第100回全国高校野球選手権・準々決勝、大阪桐蔭11-2浦和学院」(18日、甲子園球場)

 大阪桐蔭(北大阪)が、4年ぶりの4強進出。4本塁打を含む12安打11得点を奪う圧倒的な攻撃力を見せつけ、難敵の浦和学院(南埼玉)を退けた。

 二回、根尾昂内野手(3年)が左中間最深部へ先制ソロ。2点リードとした五回には藤原恭大外野手(3年)が右翼席へソロを放った。藤原は八回、2死の場面でも低い弾道で中越え本塁打。チーム10点目を挙げ、藤原自身はこの試合5打点目をマークした。八回には石川瑞貴内野手(3年)にも一発が飛び出した。

 根尾、藤原のアベック弾は2回戦の沖学園(南福岡)戦以来、今大会2度目。また、大阪桐蔭の夏の甲子園本塁打数はチーム通算48本目。春夏通算では71本塁打目となった。いずれもPL学園(大阪)を抜き、歴代単独トップとなった。

 根尾は先発で5回4安打2失点。六回からは背番号1の柿木蓮投手(3年)が4回1安打無失点と好投し、反撃を許さなかった。

 浦和学院は注目右腕・渡辺勇太朗投手(3年)が140キロ後半の直球を軸に、強力打線に対抗。だが、徐々に底力を発揮する相手打線につかまり、六回途中で降板。打線も5安打に抑えられ、32年ぶりの4強進出はならなかった。

 大阪桐蔭・藤原「今日は4番としての役割を果たせた。1本目は内角を攻められていたので、狙ってやろうと打ちました。後ろにいいバッターがいる。根尾につなごうと。相手は強かったが、自信を持って次につなげると思います」

 浦和学院・森監督「力負けです。今日は相手打線が真っすぐに振り負けず、力を見せつけられました。渡辺も我慢強く投げていたが、継投がうまくいかなかったことが監督としては残念です」

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