DeNA 松坂から得点 ロペスが2ラン 筒香は二塁打
「中日-DeNA」(16日、ナゴヤドーム)
DeNAが2度目の対決となった中日・松坂大輔投手から得点を奪った。
今季9度目の先発マウンドに上がる松坂に、DeNAは1軍にいる横浜高校出身者の荒波、石川、筒香、倉本の4人を起用するオーダーで対抗。三回にその打線がつながった。
2死から突破口を開いたのは石川。「あこがれの人。対戦は光栄です。打ちたいですね」と話していた後輩が7球目の内角球にバットを当てて三塁内野安打に。続くロペスが甘く入ってきた球を左翼席へ放り込み、反撃の18号2ランとした。
4番の筒香も続いた。「野球を始めたころからのあこがれの人。でも、打席に入ったら意識はしない。対戦するからには勝たないといけない」との言葉を実行するように、1ストライクから137キロ速球を捉え中堅フェンス直撃の二塁打に。得点にはつながらなかったが、あこがれの先輩からの初安打となった。
DeNAは4月30日に松坂と対戦。6回1失点で、2006年以来、12年ぶり、4241日ぶりに日本での白星を献上。
ラミレス監督はこの試合のオーダーについて「横浜高校で一丸となっていく。いい方に転ぶか悪い方に転ぶか。先輩をたたきのめしてやってやるぐらいのプライドをもってやってもらえれば、いい結果になるのではないか」と期待を込めていた。