星稜スーパー1年生・寺西が被弾 逆転ムードに「みんな敵なんじゃないかと思った」
「第100回全国高校野球選手権・2回戦、済美13-11星稜」(12日、甲子園球場)
星稜のスーパー1年生、最速143キロ右腕・寺西成騎投手が逆転3ランを浴びた。
球場全体が済美を後押しするような雰囲気となった7-4の八回1死満塁で登板。最初の打者は一飛に打ち取った。続く打者も一、二塁間へのゴロに打ち取った。
しかし、内野安打とされ、フルカウントで走者がスタートを切っていたため2者が生還した。
1点差で2死一、三塁。異様なムードの中、政吉完哉外野手(3年)に左翼席へ逆転3ランを許した。「球場全体で(勢いを)持っていかれた。正直、みんな敵なんじゃないかと思った。ストレートで押そうと思ったけど実力が足りないと思った」とうなだれた。