ヤクルト・山田の独壇場!一発含む4安打4打点「気を抜かずに一戦一戦」

 「中日7-8ヤクルト」(11日、ナゴヤドーム)

 まさにヤクルト・山田哲人の独り舞台だ。前夜の完封負けのうっぷんを晴らすかのような、一発を含む4安打4打点。乱戦にケリをつけた。

 「打ち勝つ野球をやろう、ミーティングでも言われた。その通りに勝てて良かった」

 まずは、初回2死から左翼席にキング争いトップに立つ28号ソロ。この一発で打線が活気づき、一気に4点を奪った。

 1点を追う七回無死一、三塁では右前同点打。その裏、再び2点を勝ち越されたが、八回2死から青木の適時打で1点差とし、2死二、三塁の好機。またしても右前に決勝の2点適時打を放った。

 昨年から続いていたナゴヤドームでの連敗も8でストップ。山田哲は「まだ、40試合以上ある。気を抜かずに一戦一戦やっていきたい」と語気を強めた。

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