“虎キラー”DeNA浜口が三回途中KO 昨年3勝0敗の阪神打線に4失点

 「DeNA-阪神」(11日、横浜スタジアム)

 “虎キラー”が序盤にKOとなった。DeNA・浜口遥大投手が、今季阪神戦に初登板。だが2回2/3を4失点で降板。7月1日の広島戦(横浜)に続き、今季2度目となる三回を持たずにマウンドを降りる結果となった。

 立ち上がりは快調だった。糸原、北條を簡単に打ち取り、ロサリオはチェンジアップで空振り三振。完璧な内容だった。だが二回だ。先頭の糸井に右翼線二塁打を許すと、無死一、二塁となって鳥谷が先制の右前適時打。さらに2死三塁から梅野に左翼席へ運ばれる2ランを被弾した。

 三回も1死二塁からロサリオに左翼フェンス直撃の適時打を浴び、2死満塁となったところで交代。昨季3勝0敗と相性の良かった阪神相手に、予想外の序盤KOとなった。

 ベンチに戻るとタオルで顔を覆い、頭を抱える形でしばらく動けず。その姿が、左腕のショックの大きさを物語っていた。「短いイニングでマウンドを降りることになり、チームと中継ぎ陣に申し訳ないです」と言葉少なだった。

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