巨人“刺客”メルセデスでも勝てずマツダ13連敗 広島に4年連続負け越し

 先発し力投するメルセデス(撮影・飯室逸平)
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 「広島9-3巨人」(10日、マツダスタジアム)

 巨人はマツダスタジアムで屈辱の13連敗。首位・広島には4年連続のカード負け越しが決まり、ゲーム差は12・5まで開いた。

 先発はメルセデス。9日の阪神戦の先発を飛ばし、この試合に中7日で登板した。同一球場での球団ワースト連敗記録を何とか止めようと、巨人ベンチはローテ順を変更してまで“刺客”を送り込んだが、撃沈した。

 一回、鈴木に先制の19号2ランを被弾。四回には松山、西川に連続適時打。六回には再び西川に左翼線へ適時打を打たれた。育成出身の左腕は試合前までの4試合で3勝0敗、防御率0・62。だが、初対戦の王者に6回11安打5失点と打ち込まれ、初黒星を喫した。2番手の野上は鈴木に、3番手の中川は田中にそれぞれ一発を浴び、計9失点で惨敗した。

 打線は四回に岡本の21号ソロ、七回に代打亀井の2点二塁打で反撃したが、八回無死満塁で無得点。反撃は及ばなかった。巨人では96年、広島との11・5ゲーム差をはね返して優勝した過去があるが、この“メークドラマ”のゲーム差も超えてしまった。

 広島は6連勝。阪神が勝ったためマジック点灯はお預けとなったが、今季最多の貯金を22に更新した。先発の野村が七回途中3失点で、6勝目を飾った。

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