楽天アマダー、ドーピング違反で安部井本部長が謝罪

 楽天のジャフェット・アマダー内野手(31)がドーピング違反で6カ月間の出場停止処分となった問題で、同球団の安部井寛チーム統括本部長(44)が会見を行った。安部井本部長は「今回、このような裁定となりましてNPB、ファンの皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけし、申し訳ありませんでした」と頭を下げ謝罪した。

 同本部長は、まず経緯を以下のように説明。6月13日にドーピング検査を受け、7月23日にNPBアンチ・ドーピング調査裁定委員会から「利尿剤および他の隠蔽薬」とされている「クロルタリドン」「フロセミド」の2種類の禁止物質が検出されたとの通達を受けた。

 その際、アマダーは摂取していないと完全否定。B検体での再検査を要望し、8月1日に行われたが、翌2日に陽性反応が出た。それを受け、NPBアンチ・ドーピング調査裁定委からの裁定が下った。

 アマダーは当面、自宅謹慎とすることを明らかにした。そして「球団としては今後、再発防止策を徹底したい」とし、【1】全選手、スタッフに対し、摂取物(サプリメント)に関しヒアリングをし、すべてが安全なものであるかの確認する【2】アンチ・ドーピングに関する講義を改めて1、2軍ともに早急に実施【3】今季中に新たに自己購入した摂取物は、球団担当者を通しNPB医事委員会および球団指定のスポーツファーマシストに確認を行い、安全が確認できなかったものについては摂取させない-との説明をした。

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