オリックス今季ワースト借金7 守護神・増井まさか…あと1アウトから逆転黒星

 「オリックス2-3楽天」(2日、京セラドーム大阪)

 オリックスは勝利をほぼ手中に収めていた。守護神・増井浩俊投手(34)がつかまり、あと1アウトに迫りながらの暗転。楽天に同一カード3連敗で借金は今季ワースト7。負の流れから抜け出せない。

 1点リードの九回に登板した増井が2死二塁のピンチを招くと田中に右翼へ同点三塁打、続く茂木に中前へ勝ち越し打を許した。「うちの守護神。やられることもあります」。努めて前を向く福良監督の言葉が重かった。

 この3連戦はいずれも終盤で勝ち越される展開。救援陣では山本に続きこの日、2戦連続敗戦投手となっていた吉田一が抹消。代わって岩本とリリーフに配置転換となった山岡が七、八回をそれぞれ1回無失点で締めたが勝ちきれなかった。

 ただ、敗戦の中でも明るい兆しはあった。7月にDeNAからトレード移籍してきた白崎が四回2死満塁から右翼への先制2点適時打を放ち移籍後初タイムリー。また、吉田雄は五回に中前打を放ちプロ初安打をマーク。プロ5年目の吉田雄は「うれしかったというよりは、ホッとした感じです」と記念の一打を振り返った。

 チームはこの日の敗戦で6位・楽天と1・5ゲーム差。3日から敵地でソフトバンクとの3連戦に挑む。一刻も早く反攻に転じたい。

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