巨人・山口俊 8回までノーノー継続 史上79人目の快挙まであとアウト3つ
「巨人-中日」(27日、東京ドーム)
巨人・山口俊投手が、八回まで無安打無得点に抑えた。史上79人目の快挙達成まであとアウト3。球場もワンプレーごとにどよめきが起こり、快挙への期待感が高まっている。
前回20日の広島戦では2回5安打7失点で自己最短のKOを喫したが、1週間の調整期間で修正。立ち上がりから威力ある直球と変化球をコーナーに投げ分けた。
六回、1死から武山の強いゴロを三塁手のマギーが横っ飛びで好捕して一塁へ転送。七回は先頭の大島に四球を与えて完全試合は断たれたが、ノーヒットノーランは継続。暴投で無死二塁となったが、2番京田の一、二塁間のゴロを岡本が好捕してアウトに。八回、無死では藤井の三直を再びマギーがダイビングキャッチするなど、味方の堅守にも支えられた。
八回まで0行進。スタメンに復帰した小林とのバッテリーで、テンポ良くアウトを積み重ねている。