生光学園「鳴門に負けん」 15安打11得点!鳴門渦潮撃破で甲子園へ王手

 「高校野球徳島大会・準決勝、生光学園11-5鳴門渦潮」(25日、鳴門オロナミンC球場)

 悲願の甲子園へ王手をかけた。生光学園が15安打11得点の猛攻。鳴門渦潮の連覇の夢を打ち砕き、7年ぶりに決勝に進んだ。

 初回に2点を先制されたが、「選手たちが慌てなかった」と河野雅矢監督(36)。その裏、1死二塁から主将の3番・月岡大成内野手(3年)が中越えに適時三塁打を放つなど、打者12人の攻撃で6点を奪い返した。8-5の六回には、プロ注目の4番・湯浅麗斗外野手(3年)が左越えに2ランを放って勝利を決定づけた。

 決勝の相手は鳴門。昨秋の徳島大会決勝でも対戦し、1-6で敗れた。月岡主将は「悔しい思いをした。リベンジするために、冬に厳しい練習をやってきた」と振り返る。「鳴門に負けん」を合言葉に、ナインは“食トレ”で体重を10キロ前後アップし、徹底的なウエートトレーニングで筋力を鍛え上げてきた。

 勝てば徳島から初めて私立校が甲子園に出場することになる。「泥くさく、どんな形でもいいから勝ちたい」と月岡主将。チーム一丸で宿敵に食らいつく。

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