ソフトバンク・石川 6戦ぶり白星「強い気持ちをもって」8勝目
「ソフトバンク6-1西武」(17日、ヤフオクドーム)
ソフトバンクの石川柊太投手が自身6戦ぶりの白星で、今季8勝目を挙げた。
7回1失点もさることながら11奪三振が光った。この日は直球の力強さが戻り150キロをマーク。フォークもよく落ちた。圧巻は6回。西武中軸の浅村、山川、森から3者連続三振を奪った。
「最近、不甲斐ないピッチングが続いていたので、強い気持ちをもってマウンドに上がりました」。試合前ブルペンの調子は悪かったと苦笑いしたが、「それはいつものこと。悪さの質が違ってた。指のかかりなどは悪くなかったので、マウンドで力を入れて腕を振ったら上手くハマってくれた」と表情にも自信が戻ってきた。
工藤監督が前半戦、投手陣の立役者として真っ先に名前を挙げたのが石川だった。前夜の8本塁打圧勝劇に続き、今度は相手打線をねじ伏せた。首位西武を相手に連勝。ゲーム差4・5とし、レオのしっぽが徐々に近づいてきた。