楽天・則本、後半戦復調へカギはK量産
楽天・則本昂大投手(27)が、後半戦開幕となる16日のロッテ戦(ZOZO)で先発する。体の張りのため6日に登録抹消となり、10日間の再調整期間を経てのマウンド。5勝8敗で折り返したエースについて、森山投手コーチは「やはり三振が彼のバロメーター」と奪三振を量産する本来の姿を後半戦復調のカギに挙げた。
昨季まで4年連続リーグ最多奪三振に輝き、今季も109奪三振とリーグトップを走る則本だが、同コーチが気に掛けているのは、今季8敗目を喫した6月27日・ロッテ戦での投球。6回でわずか1奪三振だった。同コーチは「低めを振ってくれないとああなる。ストライクからボールの軌道になるフォークが大事」と話した。
相手も同じロッテで、後半戦スタートを最善の形で切りたい。則本は「自分のいいところを引き出していきたい」と意気込んだ。