岡本“巨人の4番”死守せよ!由伸監督指令「いいところで打ってくれれば」  

 巨人・高橋由伸監督(43)が15日、岡本和真内野手(22)に4番死守を指令した。球宴出場組を除く1軍はジャイアンツ球場で練習し、敵地での阪神3連戦に向けて移動。岡本を6月2日から4番で起用する指揮官は「自分でつかみ取ったものだからね。放さないようにしてほしい」と後半戦も変わらぬ打棒を期待した。

 後半戦に入っても、今季ブレークした大砲への期待は変わらない。灼熱(しゃくねつ)の太陽光線が降り注ぐグラウンド。最初のカードとなる虎倒、そしてV奪回へ向けた反攻への準備を見届けた指揮官は、打線の中核に据える岡本への思いを口にした。

 「前半と同じぐらい頑張るというのが主力として、レギュラーとしてやっていくための道。まずは自分で(4番を)つかみ取ったものだからね。放さないようにしてほしい」

 打率・297、16本塁打、50打点。文句のつけようのない成績を残した前半戦。途中、32打席連続無安打とスランプにも陥ったが、自らの力ではね返した。「活躍はチームの中では坂本(勇)に次いでなのか、同じぐらいなのか」。経験を積み、たくましさを増していく若き大砲に、引き続き高い次元での活躍を求めた。

 今季の阪神戦は打率・400と対セ球団では最も高い数字を残す。甲子園でも敵地では横浜の・412に次ぐ打率・375。弾みをつけるには格好の舞台となる。「いいところで打ってくれれば、それがチームのためになる」と指揮官。最初の相手は難敵のメッセンジャー。打てば、そのまま勢いにつながる。4番の不変の働きを期待し、残り61試合に向かう。

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