巨人・上原 43歳3カ月で球宴最年長登板 1回を0封し「無事に終わってホッ」
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「マイナビオールスターゲーム・第2戦、全セ-全パ」(14日、リブワーク藤崎台球場)
10年ぶりに日本球界復帰となった巨人・上原浩治投手が、全セの4番手として六回に登板。05年の巨人・工藤公康(現ソフトバンク監督)が持っていた42歳2カ月を更新し、43歳3カ月での球宴最年長登板を果たした。
先頭の西武・山川を三塁ゴロに打ち取る滑り出しも、ロッテ・中村に四球を与え、ソフトバンク・中村の飛球を二塁手の広島・菊池が落球するなど、1死一、二塁の危機を招く。だがソフトバンク・松田をフォークで左飛、西武・源田を直球で遊飛に打ち取り無失点に抑えた。
「無事に終わってホッとしています。(11年ぶりの球宴は)感覚というより…暑い!」と汗だくで笑顔を見せた上原。「(松坂)大輔は涼しいところで投げていたからうらやましい」と話したが、「大輔が中日に入る時に『ボロボロになるまでやりたい』と言っていたのを聞いて、僕もそれぐらいまでやらないといけないと思った。大輔は(入団)同期でもあり、大きな存在」と話していた。