ロッテ・ボルシンガーが史上4人目の外国人投手10連勝「チームメイトに感謝したい」
「ロッテ9-1日本ハム」(7日、ZOZOマリンスタジアム)
先発したボルシンガーが5回2/3を3安打1失点で、リーグ単独トップの11勝目(1敗)。これで5月4日・日本ハム戦から10連勝となった。過去に外国人投手のシーズン10連勝以上は、1964年・スタンカ(南海)11連勝、88年・郭泰源(西武)10連勝、2015年・マイコラス(巨人)11連勝の3人。ボルシンガーは4人目となった。
ロッテでは07年・成瀬善久以来、11年ぶりの10連勝をマークした長身右腕は、「ボールを低めに集めて打ち取ることができた」と振り返り、記録については「チームメイトのサポートがなければ達成できない記録。感謝したい」と話していた。
打線は初回に角中の適時打などで2点を先制すると、1点差に迫られた五回には井上の14号3ラン、平沢の1号2ランで一挙6点を奪った。中村、角中は3安打猛打賞、井上は4打点、菅野、田村、平沢の下位打線も全員マルチ安打と打線が14安打9点とつながった。ロッテは貯金を4として単独3位となった。
日本ハムは先発した高梨が5回を10安打8失点と誤算。打線もボルシンガーをとらえられず、アルシアの8号ソロによる1点に終わった。