楽天の立花陽三球団社長は6日、ヤクルトや米大リーグ、ドジャースなどで活躍した石井一久氏(44)にゼネラルマネジャー(GM)就任を要請したことを明らかにした。立花社長は「前向きに進んでいると理解している」と説明した。
楽天は今季、開幕から低迷。6月16日に梨田昌孝監督が辞任し、平石洋介ヘッド兼打撃コーチが監督代行に就任した。編成を担っていた星野仙一球団副会長は1月に死去しており、球団は日米で培った人脈や知識を持つ石井氏にチーム再建を託したい考えだ。
石井氏は千葉・東京学館浦安高から1992年にドラフト1位でヤクルトに入団、本格派の左腕投手として活躍した。